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一月に一回来るものと同時に、情緒も乱れるということに今更気がついた管理人です。
いや、ここまでどーんと精神的にくるのはここ最近の話なので。まあ、しょうがないよなー。
昨日上げた浦。PCサイトでは「島迅と仲間達(3)」にあります。右側の文直すの忘れていたわ。すんません。
さて。
GWと書いて今巷に訪れている連休のことではなく、昔読んだコミックなんだけど。
大好きサイト様で言葉を見て以来。
もう頭の中それで一色。
大好きだったからもう、話とか思い出してきちゃってね。
CDとかLD(ぇ)とか持っていたんだけど、どっかやっちゃってるなぁ。DVDレンタルないかなぁ。声優さんがかなりはまっていて良かったんで。忍先ぱ~~~い!!
まぁそれはさておき。
つい妄想がそっちで浮かんで。
でも。
GWキャラは個性的でいいのですが、桐青で当てはめ切れないという事実。
でもパロってみたよ。
急に書いてみた突発SS。
『 ここは桐青寮 』 カッコいい変換求む。
続きからどうぞ。
関係ないけど、山手線占いで私は有楽町でした。
寮生活に夢を見るのは止めましょう。
「なぁんで起こしてくれないの~~~?」
今朝も起きて早々、大きな声上げないでくれよ。
「あのな、利央。オレだって好きで寝坊したわけじゃないんだぜ?」
ネクタイを結びながら寝癖と格闘してる同室の利央に怒鳴り返す。
「文句あるなら両お隣に文句言えよ」
ぐっ。
そこで喉詰まらせて黙るなら、文句言うなよ!!
「先に飯行くぜ」
「ま、待ってよ~~。じーーーん!!」
利央を置いてとっとと部屋を出る。
と。左隣のドアが開いて、中から一つ上の準さんが出てきた。
「はよっす。今頃なんて珍しいっすね」
「はよー。今朝も利央、うっせーよ」
大欠伸しながら準さんがよいせと鞄の肩ヒモをかけ直しながら歩き出すと、
「おはよ~~、準さ~~~ん」
とハートマークいっぱい飛ばしながら、利央も側に駆け寄ってきた。
「いっつもうっせーって言ってんだろ? てめーの頭小鳥と同じか?」
ぎろっと睨む準さんを、「どんな顔でも素敵」ってでれーとしてる利央ってすげーと思う。
ここは桐青高校の男子寮。
結構国内で有名な学校でいろいろな所から生徒が集まってくる。
そのせいで寮が完備されてるんだけど。
いろいろな所から来る=いろいろな人達が集まるっていう不思議な同義語もあって。
オレは中学校では味わえなかった生活ってのを、イヤでも味わっている始末である。
「タケさんはもう学校ですか?」
「ん~~。あいつはほら部活忙しいから」
準さんと同室のタケさんは剣道部の副主将でかなりの腕前だ。
今度の大会でも個人優勝の筆頭に上がっている。そのせいか毎日忙しく練習に励んでいる。
準さんも水泳部のホープである。でもサボり癖があるので同じ部の利央は毎日放課後探しまくって忙しいらしい。
かくいうオレは陸上部。
足が速いってのを売りにこの学校に入った。
今日は朝練がなかったから、ついのんびり寝すぎちゃった。
食堂に行くと、ほとんど朝練で早いからいつもいっぱいの机も人がまばらだ。
「「あーーー! 和さん!! おはようございます!!!」」
「おう。準太、利央。おはよう」
爽やかな笑顔の寮長の和さんに二人同時に大きな声で挨拶してよっていく。
「おはようっす」
オレもそれについていくと、
「おはよう、迅」
「う。おはようございます」
オレは和さんの隣ですでにご飯を食べ終えて、お茶してる生徒会長の慎吾さんに挨拶した。
「じゃれるのはいいけど、早く飯食わないと遅刻だぜ」
慎吾さんが和さんと喋っている二人に声をかける。
「あー居たんですか、おはようございます」
「おはよ、慎吾さん」
「はいおはよ。おまけな挨拶ありがとう」
すごく呆れた顔で挨拶を返す慎吾さん。
「迅、早く飯とってこい」
促されて「はい」と返事して利央達と取りに行く。
また和さん達の向かいに座って食べ始める。
和さんと慎吾さんは準さんと反対のお隣さん。
……慎吾さんとの出会いは最悪だった。
オレは入学式から遅れて一月ほどしてここに来た。
まぁいろいろと。
それでそんなオレで賭け事してくれた慎吾さんを、オレは、元気よく殴り倒したという前科がある。
周り中が引いた。
あの慎吾さんを殴った……と。
頭に血が上っていたので、その時は悪い事したなんて思ってもなかったし。
後々かなり血の気が今度は思いっきり引いて、青ざめたんだけど。
慎吾さんは頭を思いっきり下げてひた謝るオレに、「気に入った!」と好意的に受け止めてくれて(?)今では結構眼をかけてもらっている。
つうか、かけすぎられている気がしなくも、ない。
「ほら、迅。急げ、遅刻する」
慎吾さんが腕時計を見てからこっちにチラッと視線を投げてくる。
「あ、すんません」
「こぼすほど慌てなくても大丈夫だって」
クスクス笑われて、よけい落ち着かない。
「慎吾さんはー、迅のこと大好きだよね~~」
ぶほおっ!
味噌汁がどっか違う器官に入り込みました!?
「きったないなぁ、迅」
お前のせいだろがぁ!!
「利央、おまえがわりー」
準さんが隣から利央の寝癖が直ってない頭をはたく。
「いて! ひどい準さん」
片手で頭を押さえながら利央は文句を言う。
それを笑顔で見ている和さん。
ふと視線を感じて。
オレは顔を上げて、慎吾さんとまた視線をあわせる。
「俺は迅のこと、大好きだよ」
がたん!
「先行きます!!」
ダッシュして、オレはトレイとのっていた食器を食堂のおばちゃんに返すと部屋を飛び出していった。
顔が上げらんないじゃないかぁ!! ちくしょう。
「あーあ」
「朝から、セクハラっすか」
「慎吾、自重しろ」
三人の突っ込みを。
慎吾はさらっと笑顔で流した。
「……ここではなるだけ正直に生きるって決めてるんで、ね」
慎吾が立ち上がって呟いた言葉は和己以外には届かなかった。
和己はふっと微笑むと、
「ほら二人とも、そろそろ行かないと」
立ち上がって利央達を促す。
朝から騒がしい。
そんな男子寮での一こま。
2008.04.29
しゅりんか
あとがき
ほら。やっぱパロりたくなりましたよ。
でもGWをのままの設定は全て持って来れないので自己解釈ですけどね。
他は山ちゃん本山コンビと、マサやん前チンコンビでそれぞれ同室。和さんには豪快に単車を担いで運ぶをやってほしいとか、ゲーセン化した部屋にしてる本さんとか。GWはおもしろいよ、やっぱ。さいこーー!
読んで下さってありがと。
拍手あざっすです!
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