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お返事用ブログ。HP関連はここに書き込む予定。 たまにSSも載せるかもしれません。
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迅着替え中 お着替えシーンは悶えます!←私が。JPG.

本当寒さに負けている管理人です。ぐっと冷え込んで来てますねぇ。皆様風邪等召してませんか?
もう本当冬眠しかかってますけど。体調はある意味万全、あぁ今はちょっとあれだけど、まぁ眠いだけ。

Mる様アンソロページご苦労様でした。参加者で一番上でごめんなさい! 皆様ごめんなさい!!
そう思いました。それこそ主催者Mる様の下のしたでいいと思いました。
明日つうかすでに今日数時間後起き出したらリンク張ります!! 張らせていただきます!!

コメント返事☆
11月22日零さま
>拍手コメントありがとうございます。おぉ! 本迅本に感想いただきありがとうございます。島迅以上にマイナー気味ですが、一部(身内というべき?)「いいよね~」な本迅を好きだなんて、嬉しすぎw。
本迅がメインですが迅本要素はほとんどないとは思うけど、迅の方が男の子らしく行動しちゃうから(誘い受けってわけでもないんだけど)本迅本って表記してるだけなんすけどね。いいっすよね?

リハビリ月間な今月。そろそろ本当俺頑張れって感じですけど。
足を運んでくださってありがとうございます! 拍手ありがとうです。コメントなくても嬉しいんだぜ!? まじ感謝しておりますよ~。

つづきから本迅本その3。



慌てて飛び込んできた迅。
チラッと見たら。
迅がバタバタ着替えているのが視線の先に入る。
別段いつもと変わらないその様子。もちろん、俺も本当、意味もなく見ていただけなんだけど。

……うーん。

なんか。
ちょっと、なんだな。


「なぁにさっきは、じーって迅を見てたわけ?」
「はぁ?」
「とぼけるなよ~、裕史~」
慎吾が皆で走りこんでる中、俺の後ろからいきなり肩に手を回して顔を近づけてくる。
やっぱこいつに恋愛指南つうか、ポロッと迅と付き合ってるなんて漏らすんじゃなかった。
山ちゃんは一番にその事を話して「良かったね」って微笑まれたけど。他の人にはおいおい知らせるつもりだったんだ。なのに、慎吾はこういう事に敏感で、あっという間に気がついて俺に鎌をかけてきた!

「俺、迅の事好きなんだ」
「!?」
帰り道何故か一緒で、慎吾が俺にそう言った時。
本当に心臓が一瞬凍りついて、止まった気がした。
よっぽど俺が顔色をなくしたんだろうか?
次の瞬間にはあの2枚目真面目顔が3枚目に切り替わると、「ぷっ」と頬を膨らませて噴出す慎吾。
「ぷははははっ!! ジョーダン!! 冗談だよ、裕史。ごめんごめん」
そう言いながら背中を叩いた慎吾に、結局根掘り葉掘り聞かれて。気がついたら誘導尋問に引っかかった後だった訳であり。

「まぁ健全たる青少年だもんなぁ~裕史も」
「……慎吾、うざいよ」
唇が自然と尖ってくる。マサヤンがよく慎吾にそう言うけど、こういう時ほど俺もそう思うよ。
「そう邪険にしなくても、いいじゃん」
慎吾がニッと笑う。
「なぁ、気がついてる?」
慎吾が一段と声を落とすから、「なんだよ?」と一応聞き返した。

「迅がさっきから、こっち気にしてる」
「えっ?」
「そう大きく振り返らないの」

ゆっくりコーナーを曲がるついでに、2年、その後ろからくる1年集団中の迅を盗み、見る。

……本当だ。

チラッと。いつも楽しそうに走りこんでいる迅が。
すごく嫌そうっていうか、辛そうっていうか。こういう表情でなんていうんだっけ?
ともかく、俺と慎吾を気にているようだった。

「愛されてるねぇ、裕史は」
「茶化すなよ」
「……おまえだって、好きだろ?」
そう言った慎吾の視線が。
……すごく迅と同じ真っ直ぐだったから。
「うん、好き。俺は迅の事、大好き」
と。
素直に言葉にしていた。
きょとんとした顔の後、いつもの笑顔で慎吾が「そっか」と言った。
「いつまで、浮気してるの~? 慎吾~~~」
山ちゃんが慎吾の背中をど突いた。
「おっと! あぶねぇ、山ちゃん!」
「慎吾なら、転ばないって信じてた!」
そういう山ちゃんの方に今度は肩を回して、「じゃ」っと一緒に走っていってしまう慎吾に。
なんだったんだろう? 
そんな疑問が浮かんだけど、もう一度振り返って迅を見たら、申し訳ないほど迅の事だけが気になりだした。



部活も終わり。
1年が最後の片付けで一番遅くに戻ってきて、その中でも最後が迅だった。
鍵当番で俺は誰かが置いていった週間雑誌を読みながら待っていたのだけど。
皆が順次シャワーを浴びて戻る中、戻ってきた迅が謝ってきた。
「遅くなってすみません、すぐ着替えますから」
「あ~いいよ。ちゃんとシャワー浴びてきなよ」
「でも」
「いいから、いいから。これ読み終わりたいし」
俺が半分本当にそう思っていたからそう言うと、「わかりました」と迅がシャワー室に消えた。
「お先に失礼します」「お疲れ様」
迅以外の後輩も帰ってしまった。山ちゃんと慎吾が気をきかして2,3年もさっさと帰るように促してくれたしで、本当に二人きりだ。
でも別に。
これから一緒に駅まで帰るだけだし、それ以上なぁんもないんだけどなぁ。
……いやまぁ、そりゃ。
二人きり、密室。こうお膳立てされてですね、なぁんにも起きませんって言うとまた、慎吾に馬鹿にされそうな気もするけどさぁ。俺、別に慌ててなんか関係進める必要は感じてないし。
考えに耽っていたら迅が出ていた。「すみません、急ぎます」って言いながら自分のロッカーに行って、Tシャツを着たのはいいんだけど。

……ぷっ。

「?」
噴出した俺にえっと振り返った迅の傍に立つと、
「タッグ見えてるって事は、裏表逆な」
「!?」
真っ赤になった迅が慌ててまた脱ごうとする。きっと部活に遅れると慌てて脱いでそのままだったんだろうなぁ。
がばっと。
両腕に袖を通したまま、頭だけ服から抜け出した迅。

あーーー。

「迅?」
「はいっ?」
後ろから声をかけられて、素直にそのまんま振り返った迅に。

そっと、唇を重ねてみた。
そして上げたままの両腕をそっと俺は左手で掴んだ。そして右手を腰に回して抱きしめてみる。

「! 裕史せ…!!」
「大好きだから」
「えっと?」
「不安にさせてごめん」
「……」
「でもそれ無用の心配」
「はい」
もう一度その唇を味わいつつ、頭上の両腕からTシャツを脱がしてやる。


まぁたまには。
俺から着替えを手伝っても、いいよね?



2008.11.22
  しゅりんか


あとがき
ちょっとせめてみる裕史先輩。でもこれ以上は手を出さないフェミニスト(?)。だから焦れた迅に反対に促されるのかもしれません。そうしないとうちの本山さんは、「一緒にいれれば幸せよ」って言って納得しちゃうからw。
お粗末さまでした。
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