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続きを全然! 書けていないここで上げていたギリシャ神話パロネタの答え的イラスト。
突発的に描きたくなったけど、やっぱあえなく挫折した、……たぶん。
イメージはいまの頭にあるけど、完成させる元気がないので、一先ず放置することにする。
下書きに色塗ったわけですが、まぁミュシャ好きなのでそれを参考にはしてみたけど、だめだ。
パロではまだ二人とも馬にしか(ユニコーンとペガサス)なってませんけど、本体はこれ。
双子であると言われる死の神タナトスと、眠りの神ヒュプノスである。
眠りと死は似ているから昔の人はそう考えて二人の神を作ったのでしょうか? それとも本当にいるのかしらね? 私はそういう存在は信じてるのでいるのかなって思ってますけど。
生命の息吹を感じさせるパンがタナトスには愛しいし、いつでもニコニコと優しさを振りまくクピードにヒュプノスは心を許していた。
そういうのが根本にある話なんだけどねぇ、あのパロ。まぁいっか。
まぁほそぼそと頑張ります、はい。
拍手ありがとうでした。
歳の差島迅。JPG.
一緒に初詣って年明け最初の行事になって数年になる。
もっとも僕が小学校に上がってからの話だけれども。
最初は家族全員での近所の神社への参拝も、今ではそれぞれ別々にって感じになってしまった。兄ちゃん達は友達とが多かったし、親は陽が昇ってからのんびりと出かけるようになった。
そんな中、僕と慎吾さんだけは今のところ、一緒に0時前に出かけるのを続けている。
「やっぱ年末になると寒いな」
慎吾さんがぼそりと呟くその言葉さえも、白い吐息になってシンとして冷え込んだ空気の中に溶け込んでいく。
「そうですね」
そう答えなる僕の言葉も、負けない位白さに染まって消えていった。
それでも。
きっと平日とかなら静まり返っている町並みも、年明けを起きたまま迎える人が多いのだろう。ざわめきはないけれど、どことなく眠らない雰囲気が満ちていて。
普段健康的に今時分寝てしまっている僕にはしごく新鮮で、楽しみにワクワクしてきてしまっていた。
まして。
隣りには慎吾さんが、いる。
一緒に歩けるだけで、僕には幸せだなんて。
慎吾さんは想像もつかないんじゃないかと思うよ。
思ったより神社には人が集まっていた。
慎吾さんが携帯のメールを確認している。
「和己は準太と利央にとッ捕まって、すでに近くのファミレスに避難してるってさ」
「じゃあ僕達も早く行動しないとね」
「うん」
冷たい水で手を清める。きっともっと大きくて有名な神社とかでは、こんなこと出来る余裕もないんだろうなぁ。
並ぶといっても10人もいない。すでに参拝を終えた人は絵馬に願いを書いていたり、神社の人が振舞う甘酒を手に、古くなったお守りとかを護摩炊きしている火の側で暖をとっていたりした。
「ほら、行こうか」
「あっと、すみません」
それでも、すれ違う人にぶつかりそうになっていた僕の肩に、当たり前のように腕を回して、導いてくれる慎吾さんのちょっとした優しさが、すごく嬉しい。
賽銭を投げて。
受験合格を祝うのはもちろんだけど。
……もう一つだけ、祈ってもいいですか? 神様。
僕はそのために努力を惜しまないつもりです。
だからどうか……。
視線を感じて脇を見れば。
ふっと微笑んでる慎吾さん。
「受験は大丈夫だよ。俺も祈ってやった」
そう言って、ポンポンと軽く頭に手を乗っけてきた。
その手を掴みながら、そっともう一度神殿の奥を見詰める。
神様、お願いしますね。
僕の本当の願いを……。
合格するだろうけど、これ。
そう言って慎吾さんがお守りを買ってくれた。
僕も今年の夏に、慎吾さんが甲子園に行けるようお守りを買ってあげた。
「二つもあれば心強いな。って、神様同士で喧嘩にならないのかな?」
そう真面目な顔をした慎吾さんに噴出した僕に、「真面目に心配したのに」と慎吾さんが後ろから僕を羽交い絞めにして笑っていた。
「くしゅん。……すまない」
慎吾さんが派手なくしゃみをした。
「やっぱマフラーもつけてくれば良かったな」
神社の境内を抜けて利央達の待っているファミレスに向かいながら、ズッと鼻水を吸い上げた慎吾さんの鼻の頭は真っ赤だ。もともと色白い分赤さが目立つ。
「あの」
「ん?」
「一緒に、巻きます、か?」
思わず。
自分のしていたマフラーを首からほどいた。
実はこのマフラー出かけに姉ちゃんが「やる」とよこしたのだ。少し落ち着いた赤いそれは、姉ちゃんが試しに編んだという手編みマフラーでもあった。長さがすごくて「僕じゃあまりすぎるよ?」って苦情も、「大丈夫。一人では長いだろうけど」とニヤリと笑ったのには、血縁であれ一歩引いた。
まさか、こうなると予想してとは、思わないでおこう……。
「いいの?」
「! あっと、慎吾さんがいやじゃ、なければ」
周りの視線を考えればありえないその行為だとも思った。
「でも、迅の鼻もホッペも真っ赤だよ? 寒いんだろ?」
「慎吾さんも、です」
しばらく向かい合って見詰め合っていたけど。
慎吾さんが「じゃあ、お言葉に甘えて」そう言って。
くるっと首に一巻きすると、反対の方を僕の首に一巻きしてくれた。
いくら長いと言っても限度がある以上、僕と慎吾さんはくっついて歩くしかなかった。
慎吾さんが「あったけー。ありがとうな」って微笑むから、「うん」と俯いて返事する。
自然に慎吾さんの腕が僕の肩を抱き寄せる。そうなると僕は慎吾さんの脇にぴったりと寄り添った。
……あったかいなぁ。
「……迅」
「なんですか?」
「……本当顔、真っ赤だけど。大丈夫?」
「!?」
覗き込むようにして人の顔見ないでください!?
これは!
寒いからじゃなくって。
慎吾さんと一緒だからこそ感じる熱のせいでなんですから!?
そんな言葉は到底言えそうもなかったから。
「平気です」
って答えると。
「こうすれば寒くないよね」
って。
慎吾さんは頭に手をのせて、余計僕を自分の方に抱き寄せるから!?
ファミレスについて。
「じーん。風邪でも引いてるの? 顔真っ赤だよ?」
「ばぁか! 寒いところ来たからだろ?」
「二人とも、早くこっちに座ってあったまれ」
先に待っていた三人にそれぞれ言われて。
マフラーはすでに外していたけれど。
二人で顔を見合わせて。
ふっと噴出したのは、僕達だけの秘め事。
2009.01.01
しゅりんか
あとがき
歳の差幼馴染島迅でした。
今年もよろしくお願い申し上げます!
携帯サイト15000ヒットありがとうです! 拍手ありがとうございます!!
今年も残すところわずかとなりました。
24時間はきりましたねぇ、しみじみ。
今年もいろいろありました。
来年もいろいろ楽しい事だけあれば、いいなぁと正直思っております。
ちょっと早いですが、今年お付き合いくださいまして、ありがとうございました!
遅筆なくせに、だりだりといろいろ書き殴ってきましたけど。
お付き合いくださった皆々様のおかげであると、痛感しながら毎日過ごしてまいりました。
たぶん、来年もこんな調子な上に!
またやりたい事を増やしたので、そっちも頑張っていこうかと思っております。お付き合いくださると、本当に嬉しいです!!
イラストもソフトのおかげで描くのが楽しくってヘタの横好きであれこれ描いてます。もうちょっと構図とかいろいろ、頑張りたいなぁって思っております。
素敵な方達とも出会えて、もうある意味最高な一年だったと思います!
もちろん、ここに足を運んでくださっている皆々様もその中に含まれておりますよ? むふふっ。
話も終わってないのばかりで申し訳ないですが!
少なくとも私は書くのを辞めるつもりはないので、まだまだ続けていくつもりです。
そのうえ。
水面下で模索していた例のブツ。
……ようは、完全18禁ものを解禁しようと思っております。これ来年の抱負の一つ、ですかねぇ。
浦は上げておりましたけど、これよりも内容をもうちょっと大人向け、俗に言う男向け? にしたのを上げようと目論んではおります。
甘いのはない、全然ないとはいえないのも出てくるかもですが。
たぶんネタを考えると絶対痛い話しか載せないと思われます……。
迅総受けのノリかと。慎吾さん出てきても甘くないと、思われます。
まぁ、期間限定になるかとか、その辺はちゃんと作ってから考えようとは思ってますけどね。
基本島迅の頭なので、どこまで出来るのかわからないことだらけなんすけどね。
まぁそんな感じですが!
来年もお付き合いくだされると嬉しくって、無駄にハイテンションに頑張れるやも、知れませぬ……。
いや、冗談抜きにやる気メーターが上がるとは思われますけど。
とにもかくにも!
来年もよろしくお願い申し上げます!!
読んでくださってありがとうございました。
拍手くださって、ありがとうございました!
コメント下された方、ありがとうございました!! リクエストとまっててごめんなさい。が、頑張ってはいるんだけど、ね。シクシク。待って上げてね。
全ての皆様に、ありがとう!!! 感謝の投げキッスを送らせて、いただきます!!!
なんか追われたような感じ、っていうか!
本当に追われた日々を送る事になんでしょうか? 12月ってだけでなんかあっという間に今年も終わりそうなんですけど?
予定通り全然話書けてなくって本当申し訳ないって感じいっぱいです。
でも書きたいって話ネタだけは!! たまってるんですよぉぉぉぉ、お~の~~~。
さて、吠えたところで。
棺の方が頭の中で動きはじめてくれました。後は例のぶつね。
例の方といえば、タイムリーに犬神家の○○やっててわろった。ちょうど話の内容どんなだったっけ? って思っていたからさ。まぁこれで書くとしても、もうちょっと先の話ですねぇ。
ブリの方も久しぶりに浮かんでいるんだけど。うおぉい、そんな一気に書けるわけねーよ、年末年始も仕事なんだってば!?
って感じで、本当コピーロボット欲しいですわぁ。はぁぁ。
まぁ今年も残すところ後数日。って、明日は冬の祭典ですかね?
お出かけする方は風邪を引かないようにね。楽しんできてください。
いつもありがとうですよ!!
年末はどうしてこう、仕事とか周りが忙しいんでしょうか? おかげさまでとっても疲れ果てております。
もともと寒さに弱いので、冬眠しそうになってるし……布団ラブ! な毎日ですよ。
拍手ありがとうございました。元気出ました。
さて、そろそろ真面目に鬼○モードにならないといけない気がするる。
いや、十分ある意味そうだとは思うんだけどね、遅筆で!!!
ぐはぁ!!!!!!(吐血)
「えっと?」JPG.いい加減重過ぎる腰を描きます!
戦闘シーンはあるわけでコメント返事☆イラストはないですねぇ。
原案者夏乙さま!突込みが動き始めましたがちらほら出てる間にちょっと時間を上げます!
*このエントリは、ブログペットの「迅じん」が書きました。
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